ヘミシンクとゆるゆる日記 レトリーバル現世編
2011-02-21 レトリーバル No.16
自分レトリーバル(現世編E)の中で、注1と注2の注釈があります。
注1は「コンセントレーション」
これについては少女時代のKを読んでいただければ成り立ちはお分かりだと思います。
私は平成17年10月、奇しくも自分の誕生日に心療内科で「適応障害」と診断されました。
前日に発作的に自殺未遂を図っていたからです。
そして、カウンセリングと向精神薬の投薬治療を始めています。
それにより、一ヶ月の休職をし、再び一月後職場へ復帰しています。
薬による副作用もきつかったのですが、そもそも発症した原因が職場での人間関係だっただけに、精神的にも相当つらかったのを覚えています。
そして、私は突如霊視能力が開眼します。
高校時代の友人Kの言葉によれば、もともと潜在的にその資質があったのかもしれません。
ふと、気づくと、血まみれの女性にのしかかられる。
昼夜問わず、そんな事がたびたびありました。
すでに自分は病人です。よけいに頭がおかしくなったと思われてはたまりません。
人に相談する事は出来ませんでした。
そこで、彼女とのやりとりを思い出し、そういった、非物質の存在に対して、黒い強化ガラスに閉じ込めるイメージを強く持ち、さらに粉々に粉砕します。
すると、慌てて彼らは逃げ出していくのでした。
これにより、彼らを撃退していたのですが、うまくいかない時も当然あります。
すると、体に取り憑かれ、非常な倦怠感、と脱力感に苛まれ、発熱し、一日ほど寝込むのが常でした。
こうしたタイマンガチバトルが半年程続く事になります。
イメージを強く持つ為には短時間での精神統一が必要でした。
そこで考え出したのが拍手を打つ事。
これにより、アンカーリングを行っています。
相撲取りが土俵入りする際、自分の顔を平手打ちする事で集中力を高めるのと同じ理屈です。
当時の私は脳にいいと聞いて瞑想を日課にしており、毎日大体3分から20分程行っていました。
イメージの具象化と瞑想による精神統一。
更に、高校時代、奇妙な事にたびたび見知らぬ男性に襲われた経験から、中国武術をたしなんでいました。
八極拳といいます。ざっくり説明すれば外気功と内気功とに分かれます。
この当時から、気の流れを感じることが出来ていました。
こういった素地が私のヘミシンクの上達が早いとミカエルさんに言われている所以なのではないかと思います。
精神的に劣悪な職場環境の中で、怪奇現象に悩まされ続けていると、自分が狂っているのではないか、と不安にかられました。
実際、上司には「このキチガイ」「無能」「役立たず」とどなられて続けていましたから…。
名前など呼ばれたこともありません。すべて私の名前は「アンタ」でした。
そこに配属された直後に同僚の女性が彼に酷い扱いを受けているのを見かねて彼に反抗してしまったのが原因で私は彼に常識では考えられないイヤガラセを受け続けていたのでした。
一月の休職後、復帰した職場にはかつての同僚達の姿はありません。
休職、退職していたのです。
私を罵倒し続ける、ただ一人の上司を除いては。
最悪な事に、この上司は私と同じ、潜在的なサイキックの持ち主でもありました。
気に入らない相手に霊的な攻撃を仕掛けてくるのです。
ほぼ毎晩、自宅に彼の眷属が鏡から訪れて暴れていきます。
ちゃちい、獣でしたが、噛み付かれると結構痛い。
もう、超つらかったですよ。
それでも親に頼る事はできない。
それは私のなけなしのプライドでした。
私にとって、復職とは、孤独な戦いの始まりでもありました。
それでも私は苦悩しつづけます。
自分は頭がおかしいのではないか…。
すると、突然私の頭の中で、声が響きます。
「お前は気など狂ってはいない。
正常だ。
そんなに悩むヒマがあるのなら、図書館へ行き、私の勧める本を読みなさい。
パソコンを買い、インターネットを始めなさい。
今は、ホームページより簡単なものがあるから、そこで仲間を探しなさい。
光のネットワークを作るのだ。
今のままの生活を続けたければ、早いほうがいい。
今すぐどうにかなる、という訳ではないが、タイムリミットはあと5・6年だ。
私の声が聞こえるのなら、それはお前が私を求めていたと言う事だ。
救いを求める者ではない、光を掲げる者になりなさい。
それができる人間だから私の声が聞こえるのだから…。」
そうして、私はそれまで縁の無かった、精神世界の扉を開くことになるのです。
神仏も宗教団体も否定してきた私が、こうした精神世界にいる事を不思議に思いませんでしたか?
しかし、当時の私はその声を黙殺してしまいました。
そうした声の主の言う事が真実だとは分かっていましたが、自分の生活が壊されるのを恐れたからです。
そうして、紆余曲折を経て、ヘミシンクと出会い、今日に至る訳です。
さらに余談ですが、私が不成仏霊に取り憑かれているくだりですが。
私の体から、発光体が漏れているのに気がつきました。
どうやら、精神を病むと、肉体に収まるべき幽体とでもいうべきものが、ズレてしまうようです。
私のすぐ上の上司も精神を病み、休職してましたが、彼も同様でした。
心療内科の待合室にいる患者さんも同様で、さらに彼らの上には霊がてんこ盛りです。
これでは仕事になりません。
誤解の無いように言っておきますが、霊に取り憑かれたから、うつ病になる、というのではなく。
うつ病になったから、結果的に霊に取り憑かれるという事です。
体から溢れた光を見つけて不成仏霊が集まる。
それはまるで誘蛾灯のようです。
取り憑かれた人間は自分の生体エネルギーを不成仏霊に供給しているみたいです。
つまり、レトリーバルを行っているのと同じだと私は思います。
更にいえば、あくまで私の感じた印象ですが、認知症の方や、重度の知的障害の方も同様に感じます。
彼らは全て、現実世界において、仕事ができない、社会的弱者ではありますが。
魂の観点から見れば、立派にレトリーバルを行っている、ヘルパー的存在でもあるのです。
もし、あなたの側にそのような人がいれば、「立派に仕事をしていてありがとう」と声をかけてあげて欲しいのです。
「あなたは必要な存在だよ、尊敬しています」と眠っている時にでも囁いてあげてください。
きっと、彼らの心に届くはずです。
ちなみに今は全く霊が見えません。
あやしい時はリバルで結界を張るイメージで対応し。
金縛りに会いそうな時は「エネルギー変換ボックス・掃除機バージョン」であの世へ送ります。
…ヘミシンクに出会えてよかった!
私の様な、霊媒体質の人間にはピッタリのツールだと思います。
ただ、変性意識の時は、なんだかすごい事をしているみたいですが、
私は霊能力者でもヒーラーでもありません。
ただの普通のOLです。
次回は注釈2「魂の部屋」についてお話したいと思います。