2011-02-21  レトリーバル No.9

うるさい。

ヴーン、ブーン、ブーン、ブーン、ヴーン、ヴーン、ヴーン、ヴーン、ヴーン…

まるで、耳の側でかなぶんが何十匹も飛んでいるかのような音がする。

初めて聞く音だ。

意識が戻る。

あぁ、体中がイタイ。

仰向けに横たわっていた、体から、ボウボウボウボウという音がする。

なんだろう。

体がお湯に浸かったかのような、ゆらめきを感じる。

布団にのっているはずなのに…。


ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ・・・

すごい音がする。

なんだろう?

体の痛みが消えた!!

胸が苦しくない!

スゥーッと楽になる。

あぁ、これで眠れる。

「…戻ったようだ…。」

誰かの話し声が聞こえる…。

だれ?

目を開ける。

自分の体の50cm上に金色の霧がかかっている。

あぁ、そんごくうのキントウンだ!

あれ、人がいる。

きれいな女の人が、私をじっと見ている。

だれ?

知らない人。

あぁ、安心した。

これで、眠れる…。


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