私がこのブログを始めた当初、自分はごく普通の、平凡で何の特徴も無いありふれた人間だと信じていました。
そんな私がヘミシンクを始めて、面白い体験をしたので、それを知ってもらいたくてこのブログを書き始めたのです。
が、最近の自分の過去の体験を綴るにつけて、どうも私は一般的なキャラクターではないらしい、とようやく気づきました。
今まで自分は普段はおとなしいが、ちょっと2面性のある性格の持ち主、ぐらいにしか認識していませんでしたが、どうやら、そうではないらしい…。
やや、ヘコみつつも、とにかくブログを続けたいと思います。ハァ。
教師「今日はこのクラスに勇者がいる。後からソイツを表彰する。」
教室に入るなり、テストの答案を抱えた、情報処理の教師が不機嫌極まりない表情で、そう言った。
教師「今回のテストはハードウェア40点、ソフトウェア60点、計100点の配分だ。
平均点は67点、赤点は33だ!赤点をとった奴には追試が待っている。」
生徒がえーっとざわめく。
教師「ハードウェアのテストを返却する。岩田…、上野…〜
〜山本…、吉岡…、しんじゅ☆♪…、今日の勇者はお前だ!!」
バチコーンと丸められた教材で頭をはたかれる。
私「エーッ?」
教師「エーッ?じゃない、見てみろ、この答案を!」
テストには0点とある。
私「あー。」
教師「あー、じゃない、どうしたらこの点数になる!」
私「…テスト勉強の時間配分を間違えました。」
嘘である。そもそもテストがある事自体を忘れていたのだった。
教師「時間配分がどうのこうのの話じゃないだろ!
お前俺の授業を一度も休んでないくせになぜこの点数になる!
もう一度、修学旅行に行って来い!!」
私「え、マジで?」
バチコーンとまたはたかれる。
教師「喜ぶな!!嫌味じゃ!!
お前、世界史なんかはいつもほぼ満点らしいじゃないか!
その他の教科も結構いいくせに、なぜ情報処理課に進学した!!」
私「雰囲気?」
教師が本を持ち替える。
教師「雰囲気で進路を決めるな!
俺の授業にかける情熱とお前の授業料を無駄にしやがって!!」
小刻みに頭を本ではたかれる。
教師「俺が腹立たしいのはな、しんじゅ☆♪、お前が赤点を逃れている事なんだよ。」
私「マジで?今回の私すげーな。」
教師「喜ぶな!それでも赤点スレスレじゃぁ!
お前、ソフトウェアでもこないだまたPC壊したらしいじゃないか!」
私「エーッ!偶然ですよ!ちょっとプログラムエラー起こしたぐらいで壊れるPCの方がおかしいんですよ。
授業で壊れかけのばっか私の所に回すの、やめてくれません?」
教師「おい、吉岡!お前、コイツと部活同じだったよな?そっちはどうだ?」
吉岡「こないだ、3台目壊してました…。」
教師「ほらみろ。お前が原因だ!」
私「いいがかりですよぉ。そりゃ、家でも新品のテレビすぐ壊れますけど。
そんなの一発蹴りいれりゃ、すぐ元に戻ります。」
教師「精密機器を壊す気かぁ!ウチは県立高校だぞ。
県民の税金で勉強させてもらっているくせに、さらに修繕費を増大させる気か!
お前ん家のテレビと一緒にすんな!どうせ中国製だろうが!」
私「失礼な!韓国製ですよ。
ところで、先生、そろそろ頭叩くの辞めて貰えませんか。
…メガネが落ちる。」
教師の手が止まり、腕組みをする。
教師「…よう、言った。今日からお前のあだ名はクラッシャーしんじゅ☆♪だ。
またの名をデストロイヤーしんじゅ☆♪だ!」
私「エーッ!そんな、女子プロのヒールレスラーのリングネームみたいなの辞めてくれません?
ひどいわぁ。」
教師「ひどいのはお前の点数だ!恥を知れ。行ってよし!」
教室内ではお前、ちゃっかり赤点逃れやがって、ズリーぞ!とかアホだなコイツとかの声が飛び交う。
へらへらと笑いながら私は自分の座席へ着席する。
…私は高校デビューを果たしていた。
ひどい。この話をチーフにしたら、
「やっぱり、しんじゅ☆♪さんの成分の半分は妄想で出来ている。」
と言われました。
だってさー、授業の初期の段階で記憶容量の計算で、こけちゃったんですよ。
しかしこの経歴の為、その後私は同僚のパソコン研修の講師として働いていたりもしました。
人件費削減の為だよね。
やった事もない、一太郎とワードと桐とエクセルを教えてましたよ。
泣きそうになりながら。
基本ビビリですから、大勢の人の前に立つのも足がガクガク震えてしまうのです。
でも生徒さん達も右クリックがどうしても出来ない人達ばかりでしたね。
今となってはなつかしい気もします。
今日はバレンタインデーですので、昼間は恒例の友チョコを配りました。
今夜はミカエルさんとユアンさんにあげたいなぁと考えています。
ユアンさんに会えるかどうかは分かりませんが。
しかし、天使にバレンタインデーって、どうなの?
しまった、ラファエルさんの分を用意しておくのを忘れた!
いつもお世話になっているのに、ひどい。
ごめんなさい。