私がミカエルさんの妻となってすぐに再びメタモルフォースしています。
その姿は白銀の超ロングストレートの髪に輝くようなマスカットグリーンの瞳の美貌の女性。
ミカエルさんを女性にしたかのような風貌をしています。
しかし、その姿は安定せず、割とすぐに黒髪にグリーントルマリンの様な深緑の瞳の女性の姿をしていました。
まれに、男性の姿にもメタモルフォースしていました。
クリクリのプラチナブロンドに、ペリドット(若草色)の瞳を持つ少年の姿の時や。
または、前述の白銀の超ロングストレートヘアの美貌の男性だったり。
それらは短期間でしたが、それなりにフォーカス100にいる間は違和感無く過ごしていました。
少年の姿の時は、どうやら天使ルシオラになっていた様で、ミカエルさんは私に興味をなくして、ラファエルの所に行けば?という風情で。
この頃は、まだラファエルさんは私に求愛して来ていなかったので、何の違和感も無く、彼と親子関係を楽しみました。
ラファエルさんは私の頭をナデナデして、一緒にお茶を飲んだりして、束の間の憩いの時間を過ごしていました。
白銀の超ロングストレートヘアの時は、まるでミカエルさんに瓜二つなので、まぁ空気みたいな感じで彼と一緒にご飯を食べたり。
さすがに、ミカエルさんも私にベタベタしてこず、私も、そんな事されたら、うっとおしなぁと感じていたくらいで。
男性体の期間はほんの2〜3日の事でしたので、すぐに黒髪に深緑の瞳の緑の姫君に戻ると、ミカエルさんはウキウキしながら、私を可愛がっていたものでした。
そうして、ラファエルさんとの関係が始まると。
結局グダグダのまま、二股状態が続きます。
夜、ベッドに横になった直後に、彼らのうち片方が私を攫いに来て。
その後、交代して、その相手と愛し合い、そのまま眠りにつきます。
翌朝目が覚めると、側にいる相手と愛し合います。
そんな感じで結局毎日3時間ほどはHに費やされていました。
その内、寝起き直後はミカエルさんの当番という風情になり。
さらに、平日はミカエルさん、週末は集中してラファエルさんと一緒にいるのが、なんとなくの流れになっていました。
ミカエルさんと一緒の部屋でやすんでいると、ラファエルさんに会いたくて会いたくて、うずうずしてきます。
(くっ!ダメよ!私はミカエルさんの妻なんだから!
我慢しなきゃ。
なんだか、この間はお風呂に一緒に入って、なんとなく許してもらったけど。
私はミカエルさんの奥さんなんだから。我慢。くーっつらい。)
私がベッドの端っこでプルプル震えていると。
ミカエルさんが、立ち上がって、私のお気に入りの外出用のニットカーディガンをバサッと私に向って投げかけます。
私はガバッと体を起こして、頭からズリ落ちてきたカーディガンを見て驚きます。
(これは、外出用のカーディガン。
外出してもいい。
つまりラファエルさんの元へ行ってもいい、というサインなのね!)
私は思わず背中に羽根を出現させ、勢い良くミカエルさんに抱きつきます。
私「ミカエル愛してる!ミカエル大好き!好き!大好き!
ありがとう!
ミカエルが私の一番!
一番大好きよ!
ラファエルは別格なの!
悪い奥さんでごめんなさい!」
そう言って、感謝の念で、胸が一杯になって、涙を流しながら、夢中で彼に口づけをします。
ミ「当然だ。私が君の一番。
…君を手放したくなくなる。
早く行きなさい。」
ミカエルさんは顔を赤くして、瞳を閉じて私を両手で押すと、顔を横にしてそうつぶやきます。
ラファエルさんの元へと行くと、彼が婉然と微笑みながら、私を迎え入れてくれます。
ラ「悪い子だ…。こんなに私を焦らして…。」
私「ラファエル…、私を愛して。」
ラ「悪い子にはしつけが必要だね。
さぁ、私好みに調教して差し上げますよ、緑の姫君。
焦らされた分、すぐには離しませんからね、覚悟してください、姫君。」
私「あぁ、ラファエル…。
だから、あなたとは距離をおきたかったの。
一度あなたに抱かれると、しばらく何も手につかない…。
頭がおかしくなりそうなくらい、気持ちがいいんですもの。
優しくしてください…。」
ラ「それは、貴方次第ですよ、姫君。
ミカエルより、私の方がいい?」
私「ラファエル…。」
(そんな、質問を、またして…。
比べるべくもないというのに…。
こんな完璧な男性が、私のせいで嫉妬している。
こんな素敵な男性が、私のせいで、愛人なんかに収まっている。
それこそ、彼に愛人がたくさんいて、その中の一人が私でもいいくらいなのに…。
私だけを愛している。
ごめんね、ラファエル。
それでも例えようもなく、愛してるわ…。)
ラ「ミカエルより、私の方がいい、と貴方の口から聞きたい。」
私「ラファエル、愚問だ…。」
私は彼に強引に口づけをして、彼の口を塞ぎます。
そうして、彼は毎回私をいろいろな方法で愛してくれます。
ミカエルさんの腕の中で、至福に包まれている自分がいます。
私「ミカエル好き。ミカエル、愛してる。
ミカエル、私をお嫁さんにしてくれてありがとう。」
ミ「どういたしまして、私の花嫁さん。チュ!」
(あぁ、ミカエルダイスキッ!幸せ〜。
こんな素敵な人が、私の旦那様だなんて。
冴えない中年OLの私が、こんな素敵な人と相思相愛になれただなんて、逆転ホームランもいいところね!
こんなに綺麗な顔なのに。
原発ではユアンさんに変身して、後ろから乳を揉みだしたりして…。
私がいつまでもユアンさんラブなのが気に入らなくて。
ユアンさんに抱かれた時(多分ミカエルさんの変身した姿)、私が泣きながら
「もう、いつ死んでもいい。」と言ったから。
自分が私にプロポーズされた時には
「明日死んでも構わない。」と言われたのと比べて。
私がユアンさんとイチャイチャした時の真似をして。
ユアンさんのイメージダウンを図る為に、あんなアホな…もといお茶目な事までしてくれちゃって!
なんて、カワユイのかしらっ!!
ラファエルさんとの行為の直後も服をビリビリにされて、乱暴されたけど。
あれって嫉妬だよね。
嫉妬してくれて、嬉しい〜
ミカエルが怒ってくれて、よかった〜。
ミカエル、本当、大好き。
もう、私、ミカエルさんにメロメロよ!
こっちがキュン死にするっちゅーの!
あぁ、彼ったら、ほんとに高次の存在なのかしらっ!!
私「ミカエル好き!ミカエル愛してる!私を捨てないで!」
そんなこんなでちゃっかり、私は『両手に花』状態となります。
彼らとのHの直後に私の体内に気力がみなぎるのを感じます。
ミカエルさんとのラブラブな時間の直後に、はた!と私は気がついて。
私「今、なんか来た!さっそく、ブログにせねば!」
ミ「んん?」
私「ミカエルさん!それじゃ、また!」
ミ「えぇ!今愛し合ったばかりなのに、もう行っちゃうの!?」
私「や、読者が待っているんで!
文才があるって言ったのはミカエルさんでショ?
私、頑張ります!
早くしないと、このインスピレーションが消えちゃう!
それじゃ!」
ミ「えぇ?今の今まで、メロメロだったのに、もう!?」
私はスチャッとベッドから降りて、PCの電源を立ち上げて、早朝に震災時期の『閑話休題』や『震災について』シリーズを書き上げます。
ラ「緑の姫君、愛しているよ…。」
私「えぇ、ラファエル、私も愛している…。
…あ、何か力沸いてきた!
早速レトリーバルに向います!」
ラ「え。今から寝れば…。
こんな深夜に…。」
私「何言ってるんですか!
テレビ見れないけど、被災者の方は大変ですから!
私の肉体は温かいベッドの中ですから、とりあえずOKです。
早速行って来ます!」
ラ「えぇ!?今の今まで愛し合っていたのに…。」
バサバサバサッっと8枚の翼をはためかせてバロンに会いに行きます。
(方向音痴なので、彼のところを経由して、被災地にむかっていました。)
ミ「やっと、ベッドに入ったな?
もう、こんな時間まで、ブログをしていて、私を待たせるなんて、悪い子だ!チュ!」
私「あぁ、ミカエルさん!チュ!
大好きっ!
ミカエルさんにキスされると…。
ミカエルさんのフワフワの髪の毛に顔を埋めると、すごくすごくホッとして。
あぁ、ミカエルさんに抱きしめられると、嬉しくて。
ミカエルさんの匂いを感じると、安らいで…。
本当に、夢見心地で、私、しあわせ………グゥ。」
ミ「あ、コラ!本当に寝てる!
これからいいところなのに!」
ペチペチとミカエルさんが私の頬を軽く叩きます。
私「ムニャムニャ、後は、こう、てきとーにやっておいて…。」
ミ「あぁ、何、その発言?
これが新婚間もない新妻の発言?
こら、働きすぎだぞ!」
ペチペチ。
私「にゃにおう?今、なんつった?
それじゃ、何か?
私に働くなとな?
お母さんが言っていた。
『働かざるもの、食うべからず』
『勝って兜の緒を締めよ』ってな。(←こっちは関係ない諺)
女たるもの、一国一城の主となるのが本望だ!
経済を制するものが、21世紀を制するのだ!
このブルジョアめ!
クイーン・オブ・庶民の私が成敗してくれる!ムニャ。」
ミ「あぁ、完璧寝ぼけている!
ヒドイ、新婚さんなのに、この状態でお預けなんて…。」
私「ムニャ?あ、朝だ。」
ミ「やっと起きたか。適当にしてやらないからな。チュ!」
キューン・ドン!(←久々出ました!ラブ・ズッキュン爆弾)
私「あぁーん、ミカエルゥ、メチャクチャにしてぇ」
ミ「うふふ。」
ま、そんなこんなで。
真面目なんだか、不謹慎なんだか…。
結局毎日睡眠時間3時間程度でしたね。
そんな生活が続いていましたが…。
ある日、唐突にルシフェルさんが登場します。
