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夜明け前13

ルシフェルさんから光を貰って、私の背中の羽が16枚に生え揃った後は、何事もなく日常が過ぎていきました。

ちょうどこの頃、私はこのブログの読者である若い女性と、名古屋でお茶をする事にしました。
平成23年3月27日(日)の事です。

このブログを書き始めた当初、内容が内容だけに、私は他のへミシンカーさんと交わるつもりは一切無かったのですが。

相手が若い女性で気安いという事と、近々県外に引っ越す可能性があるので、その前に是非一度お会いしたい、という申し出を受けて、彼女と会う事にしたのです。
正直、自分もヘミシンクのお話ができる相手が欲しかった、というのもありました。

彼女とは初対面にも関わらず、たいへん話が盛り上がり、延々話続けました。

すると、彼女が言います。

「私のガイドの認識は、ボヤッっとして、あいまいな部分が多いんですけど、しんじゅ☆♪さんのは随分はっきりしているんですね。」

私はドキリ、としました。

確かに、ブログに書いている通り、彼らとのやりとりはほとんど現実そのもの。
痛覚がなく、ミカエルさんとのHだけはリアリティがない、という認識でしたが。

そういえば、最近彼らの姿が、まるで近視になったかのようにぼやけて見え始めていたのでした。

その頃の私の残業時間は毎日3〜4時間程度で、3月末の1週間ほどは5〜6時間でしたから。

彼らの認識がぼやけてきたのは、単に疲れからだろう、とその時の私は軽く考えていたのでした。

しかし、4月に入ると心底忙しくなって、連日6時間の残業に、4月の2日3日を除く、土日祝日も全て出勤となりました。
ですから、彼らの知覚がぼやけていっても、それは仕事が落ち着けば元通りになると踏んでいたのでした。

ぼやけた認識でも、彼らとHをすると、その直後には視覚も聴覚もかなりクリアとなり、彼らと楽しく会話が出来ていたので、たいして心配していなかったのです。

しかし、おぼろげに見えていた彼らを、4月も10日を過ぎると、まったく知覚できなくなっており。
彼らの姿を見ることも、声を聞くこともままならなくなっていたのでした…。


って、書くと、なんか可哀相って感じですが。
実はそれでも彼らとHはしていました。

どんな感じかというと、ミカエルさん、ラファエルさんに会えないなぁって、私がしょんぼりしていると。
ベッドに横になっていた私の左手が勝手に動いて、自分の頭をヨシヨシする感じで撫で始めます。

かつて、私が職場での虐めに耐えかねて自殺を図った時。
包丁を掴んだ右手首を、突如左手が掴んで右手を床に叩きつけ、握っていた包丁が弾き飛ばされた事がありました。

これが後に、私の愛の感情を司る陽のメインガイド:ユアンさんの仕業だったと判明するのですが。
ユアンさんと同一人物である、ミカエルさんも当然同様の事が出来たのでした。
もちろん、ラファエルさんもです。

そうして、私の左手が勝手に動き出した時が、彼らが現れたサインとなり。
自分では何も見えないし、声も聞こえないのですが、勝手に膝が割られて、体が動いている時はもう始まっている、という感じで。

それが終わると、彼らを見聞きする事ができる、という流れになっていました。

最初は、勝手に体を自由にされているものですから、私は何かの悪霊に取り憑かれているのではないか?と不安になりましたが、次第に慣れていきました。

とにかく、疲れていたのです。
彼らのHの時間が短くなっていた事も、Hの後に鮮明さを取り戻していた知覚も次第に弱くなっていった事も、時間が解決してくれる、とその時の私は軽く考えていたのでした…。

そうして、4月に入ってから、3週間後に、事件が起きます。

私は、突然、過去生の記憶を取り戻したのです。

その時には、既に、ほとんど彼らを知覚できなくなっていました。



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